知らないことには手を出さない。

起業バカ2を読みながら、失敗するパターンの1つに甘い言葉に騙されるっていうのがある。この本の中でラゴラFC詐欺事件というものを扱っているのだが、被害者は「広告を見て儲かると思った」「FCなら誰でもできると思った」などと言って加盟し詐欺に合っている。これからの教訓は知らないことには手を出さない。知らないことに手を出そうとするのならいっぱい勉強すること。だと思う。ラゴラのFCは調剤薬局フランチャイズを行おうとしていた。だったら、調剤薬局っていっぱいあるのだから自分でリサーチをしなくちゃいけない。そのリサーチのポイントは、最低限レベルの達成は可能かっていう視点でリサーチすることだ。例えばラゴラのパンフレットには処方箋数100枚/日で、200万円の儲けって書いてあったそうだ。これを単純に考えると処方箋数50枚/日で、ほぼトントンであり、処方箋50枚/日は確実に入る見込みが無くてはやってはいけないのだって思う。
 こういうときに、早く決めないと誰かにおいしい話を取られてしまうとか考えてしまうけど、事業を始める前に考えることは時間を掛けじっくりと考えるべきだって思う。遅いぐらいでちょうどいいのだ。目的を持って集められるだけの情報を集め吟味すること。考えることにはお金掛からないし。事業を始めてしまえば、日々のやりとりに忙殺されて考える時間すら無くなってしまうものだし。(と言っても、考える時間と情報を集めることをやめたらその事業は失敗すると思うけれどね)


今日も素敵な出会いがありますように