座右の銘

今まで、座右の銘ってこれだ!って思う物は無かったのだけれど、最近、本を読んでこれって思った物ができたので(それも2つ)ここに書きとめておこう。本からの引用だけれど、常に意識しておきたい言葉。

やり遂げろ
−この世界で継続ほど価値のあるものはない。才能は違う−才能があっても失敗している人はたくさんいる。天才も違う−恵まれなかった天才はことわざになるほどこの世にいる。教育も違う−世界には教育を受けた落伍者があふれている。
信念と継続こそが全能である

成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝―世界一、億万長者を生んだ男 マクドナルド創業者 (PRESIDENT BOOKS)より

打つ手は無限
すばらしい名画よりも、とてもすてきな宝石よりも
もっともっと大事なものを私は持っている
どんな時でも、どんな苦しい場合でも、愚痴を言わない
参ったと泣き言を言わない


何か方法はないだろうか、何か方法はあるはずだ
周囲を見回してみよう
いろんな角度から眺めてみよう
人の知恵も借りてみよう
必ず何とかなるものである
なせならば打つ手は常に無限にあるからだ

打つ手は無限 ~変貌する社長業より

最短距離がベストとはかぎらない。

僕は、車は持っているが、カーナビは持っていない。
多分、将来も持つことは無いと思う。
僕がカーナビを持たない理由は、費用対効果が低いこと
(年に何回使うような用事があるだろう?)
それと、人に経路を導いて貰うのはやだって思うからだ。
おおげさだけど、人生と一緒だと思う。
カーナビがなくちゃ、目的地にたどりつかないのは、
目標に対して、誰かの導き(コーチング)がなければ、
目標にたどりつけないってのと一緒だって思う。
現在地点を確認し、目的地を決めたら、経路を考える。
誰もが思う最短距離がベストだとはかぎらないって思う。
1つしか道がなければ、その道を進むしかないけれど、
いくつかの経路があれば、それぞれ検討し、最良の道を
選ぶ。けど、進むにつれて、それが最良とはかぎらなくなるかも
しれない。そのときは、再度、現在地と目的地と経路を再検索
する。経路を見つけるときは、チェックポイントを必ず作っておくこと。
チェックポイントで確認しながら進むことが大事。

確信と覚悟のこと

確信と覚悟が大事だと思っていると、違う世界が見えてくる。
エジソンは白熱球の発明のときに白熱球ができるまで10,000回以上
の実験を繰り返している。
しかし彼はこれを失敗したとは思っていない。
彼の発想はこうだ。
「私は今、成功の方法を見つけている途中なのだ。自分はいずれ白熱球を見つけることができると信じている。」
と。
確信と覚悟ってことを思うようになって、微妙に違うんだよねって思うようになった。
エジソンは白熱球を見つけられることを信じていたわけではない。確信をもって
”俺が見つける””俺しか見つけられない”と思っていたはず。
「見つかるのが当然であって、その材料はこの世界にあり、今回使ったものは
たまたま違っていただけだ」と、何千という種類を試した後でも思っていたのだ。
だから、フィラメントが見つかったときにこう思ったはずだ。
「ほらね。あっただろ」って。
信じるとか信念では弱いのだ。それが当然で、見つかるのがあたりまえ、
たまたま今回は違ったと思えないと、それは達成できないのだ。

だから思う。何かを始める前に、どうなるかの確信が持てるまで
創造力を働かせて考え抜かないといけないって。
未来に確信を持って行動する。それが自信。

不二家のこと

不二家が賞味期限切れ材料を使っていた問題は、僕の中ではすごい
学びとなった。
他人のブログ等を読んでいて面白かったのは、賞味期限が1日
ぐらい超えていても問題ないじゃんって提言があったことだった。
それに対する反応はその人の立場がはっきりする。
消費者の人は、賞味期限が切れていても、いや切れていてはダメだ
とか言う反応をする。
けど、僕が信用できる経営者の人は違う反応をしていた。賞味期限
がどうのこうのはどうでもいい。決めたら守れって。
確かにそうだなあって思ったし、そのルールに対してなあなあな態度は
命取りになることがわかっているなあと。
けれど、それでも、まだ甘いんじゃないかってさらに考えて僕は思った。
ブログを書く人に工場のオペレーションする人は少ないのかもって。

不二家の賞味期限切れ材料を使う、使わないは倫理的な問題ではないと僕は考える。
そもそも、賞味期限切れの原材料が残ることが問題。
そんなものが、残るということは、きちっと運営が出来ていない証拠そのものである。
オペレーション、作業方法の問題だし、やり方の問題にしないと再発するって思う。
オペレーションの何が問題か。それは、賞味期限切れ材料が残ることだ。
賞味期限が切れたら廃棄すればいいという問題ではない。てか、
廃棄は、廃棄ロスでありムダであり、企業の利益を圧迫する。
しかも、今回は原材料の賞味期限切れである。つまり、作る量
作れる量以上の原材料を納入していたことになる。
こんなことをしていたら、今回のことが無くても不二家は早々に
ダメになっていただろう。たってコスト競争力ないことがバレバレ。
それだけ、ペコちゃんのブランド力は強かったといえるのかもしれない。
トヨタではないが、工業製品でさえジャスト・イン・タイムであり
原材料の在庫を極限まで減らす工夫をしている。
生菓子を作るような場所では、その日に作る分だけの材料を仕入れるのが
基本だと思う。その日に作る分だけの材料を仕入れ、加工し、売り切る。
このサイクルが回せなければ、いけないのだ。
そもそも賞味期限切れの材料が残ること自体がおかしい。と思える
人でないと、工場は運営していけないだろうなって思う。

創造力をフルに使って確信できる未来をイメージし覚悟を決めて確信した未来へ向かって行動する

人にとって重要なことは
「創造力をフルに使って確信できる未来をイメージし覚悟を決めて確信した未来へ向かって行動する」
てことなんだって思う。

多くの人は、未来って不確実だと思っているから
確信できるだけのリアルな未来のイメージを持たないし、
覚悟が決まってないから、行動を先延ばしにし、
だらだらと過ごしてしまうんだ。

成功者は必ず確信する未来から現在を見て
その未来に向かって行動している。
言い訳はなし。
何が起きても言い訳をせず、常にできる最善の行動を考え行動すること。
それができる人だけが成功できるんだ。