「その町で1番の新聞社への投資は、その町に架かった唯一の橋を所有するに等しい」とバフェットは言った。

「その町で1番の新聞社への投資は、その町に架かった唯一の橋を所有するに等しい」とバフェットは言ったらしい。バフェットはアメリカ1、世界1の投資家である。この言葉は「メディアの公共性を無視し、独占を企む動き」として波紋を呼んだらしい。しかし、この言葉の意味は深い。イメージとしては関税に近いと思う。しかも必ず通らなければならない場所に、関を置くイメージだ。そこしか通る道が無く、かつ支払っても良いと思える価格であり、それなりのサービス(道の安全とかね)が付けば、必ず多くの人が利用する。こいういのってべらぼうな値段を付けれる気がするけれど、それをすると、他の道を作る人達が出てくる(他の道を作っても十分な儲けがあるってこと。あ、これってイノベーションのジレンマそのものじゃん)使っている人がほどんど気にしないけれど、でも確実に使ってくれて利益が出る。ほんもののバリュー投資家なら、こういう企業に目を付けないといけない。毎年確実にキャッシュインがあって、確実にキャッシュが積みあがっていく会社。あんまり無いようでいて、あったりするのだ。こういう視点で、会社を見てみるのも面白いよね。


今日も素敵な出会いがありますように。